モリアオガエルの生息地 国指定天然記念物「平伏沼」
住所 : 福島県双葉郡川内村大字上川内字平伏森
TEL : (0240)-38-3806(川内村教育委員会)
標高 : 800m
生命の神秘―うつくしまの音30景・モリアオガエルの鳴き声―
県道小野・富岡線添いに大きな案内板のある交差点を林道に入り民家を進むと、千翁川渓谷の素晴らしい景色が広がります。
整備された道路ですので、乗用車でも安心です。
平伏沼の入口には大きな案内板が設置してあります。この案内板と道路を挟んで君仙子の句碑があります。
入口から約200m徒歩で登ると広葉樹に囲まれた平伏沼が静かに迎えてくれます。
沼には遊歩道があり、沼を一周することができます。
国指定天然記念物のこの沼には、6月上旬から7月上旬にかけてモリアオガエルの卵塊を見ることができます。
沼のほとりには蛙の詩人・草野心平の歌碑があり、川内村の名所のひとつにもなっています。
平伏沼は山頂近くの窪地にあり、河川の流入や湧水もなく、雪解け水や雨水がたまったもの”水たまり”です。
そのため、魚は生息しておらずモリアオガエルの生存率は高い方だといえます。
水の流入がないため、雨が降らないと沼は枯れてしまいます。
木の枝に卵を産み付けるモリアオガエルは水が真下になければ死んでしまうため、産卵の季節になると監視員が発砲スチロールに水を用意し、卵の真下に準備します。
モリアオガエルの特徴は、水面の上の木の枝や葉に白い泡状の卵を生むことです。
産卵は温度と湿度に深くかかわっていて、産卵の様子をみることはとても難しいことです。
「うまわるや 森の蛙は 阿武隈の 平伏の沼べ 水楢のかげ」
蛙の詩人で知られる草野心平の歌碑が建てられている。